高血糖と運動(1)
高血糖を改善するには、食事療法だけでなく運動療法も欠かすことができません。軽度の運動を続けることで、症状が改善されます。運動には有酸素運動と無酸素運動があり、有酸素運動は、ウオーキングや軽いジョギングなど全身を動かすもので、酸素を取り入れながら筋肉を動かします。これに対し、筋肉トレーニングのように瞬間的な力を要するのが無酸素運動です。
高血糖と運動(2)
血糖のコントロールに必要なのは、ウォーキングなどの有酸素運動で、運動によって血液中のブドウ糖が消費され、血糖値が下がります。これに無酸素運動を並行して行うと、筋肉が鍛えられ細胞内のインスリンの働きも向上します。
高血糖と運動(3)
運動を行うのは食後30~60分ほど経過し、血糖値が上がるころです。運動をすると、血液中のブドウ糖もエネルギーとして使われ、糖代謝を進めるすい臓の負担を軽減できます。